前職は、運送業界で倉庫業務を行う会社にいましたが、その前はカフェの店長をしていました。当社への転職のきっかけとしては、そのカフェの店長時代に接客業務の楽しさを知ったことと言えるかもしれません。接客の仕事をしたのは初めてでしたが、お客様と話すことが楽しかったですね。

カフェの店長という経験を経て、前職に就きましたが、倉庫での仕事には安全靴や手袋などが必須でしたので、プロノをよく利用することになりました。その後、当社で社員を募集していることを知り、「面白そうだな」「また接客の仕事に就きたいな」と思い応募しました。

入社の決め手は「接客」ですね。お客様とお話ししながら仕事をしていきたいと強く思いました。私の場合は、前職が倉庫業務でしたから、特にそう思ったのかもしれません。黙々と機械的に行う仕事と違い、毎日色々なことがありますが、それがまた楽しいのです。

お客様にプロノの商品の価値を知っていただくことはもちろんですが、お客様から「ありがとう！」と感謝の言葉をいただけたときは大きな喜びを感じています。「この店、楽しいから使わせてもらっているんだよね」と言っていただけた時は、こちらもすぐに感謝の気持ちを伝えますし、ときには冗談も交えながらお客様とコミュニケーションをとれるのは、とても楽しいですね。

ただ、利用していたときと違い、良い意味で「こんなに忙しいんだ！」ということがわかりました。繁忙期となると、ご来店いただくお客様の多さに、皆さんもきっと驚かれることと思います。

とても徹底した労務管理が行われています。以前に在籍していた職場は、明言するのがはばかられるほどの連勤がかなり多かったのですが、当社ではそういったことは絶対にありません。入社直後に「週に2日は必ず休みがある」と聞いたのですが、「そんなに休んで良いのかな」なんて思いましたね（笑）。

残業についても同様です。これまた前職では、早出と残業は当然でしたから、これも驚きでした。しかしこれは、「決められた勤務時間内はしっかり仕事をする」「時間内に仕事を終えられるように工夫する」ことが求められているのでしょう。その分、密度の濃い仕事ができ、やりがいも感じられます。働きやすい職場環境だと思います。

前職はカーディーラーで経理を担当していました。その当時、会社の向かいにプロノがあり、会社での除雪作業で使用する長靴などを買うために利用していました。ですから、そういう会社があるということは、転職活動を始める前から知っていたことになりますね。

なぜ転職を考えたかといえば、30歳を目前に、「このままこの会社に居続けて良いのだろうか？」と感じてしまったからです。カーディーラーは営業エリアが限られていますので、規模拡大という面では自ずと限界があります。それゆえに、10年後の自分がどうなっているか？ということは、先輩社員や上司を見ていると、容易に想像できます。自分自身のスキルアップ、キャリアアップのためには、当社のように「全国展開」「株式上場」を目指している会社のほうが良いと考えた結果です。

前職の会社は、カーディーラーの中でもチャレンジングな会社ではありましたが、これから全国展開を目指すという当社のチャレンジは遙かに規模が大きく、スケール感が違っていました。そのやりがいは、転職して初めてわかった違いです。転職して良かったなと思う点でもありますね。

私は、経理として採用され、その後総務を担当しました。そして営業を経験し、現在に至ります。これは中途採用者としては珍しいケースです。この部署に異動になる直前まで取り組んでいた営業の現場での仕事から一変、今度は経営者の側に近い部署です。経営面に関すること、たとえばどういう考えに基づき、どのような施策を打つか？といった、会社運営のための意思決定の場の近くで行う仕事。私は一従業員に過ぎませんが、それでも、経営者に近い視点で仕事ができるというのは面白いと思っています。

お客様と直接ふれあい、お話をしながら喜んでいただくというのは、当社としての使命の一つではありますが、今私が取り組んでいる仕事には、それとはまた異なった楽しさがあります。

本部を含め、職場の雰囲気としては「柔らかい」と思います。本部には社長室がありますが、気がつくと、社長がオフィス内をウロウロしていたりします（笑）。そして、談笑の輪に社長が入っていたりする。そんな雰囲気が社風の一つであると思います。

また、何かやりたいと思って意思表示をすると、「やってみなさい」といわれる会社でもあります。中途で入社する場合、入社間もないのに意見を言うということは大変エネルギーが必要なことでしょう。ところが当社は、そうした点にも寛容です。長くいる社員や新たに加わった社員の分け隔てなく、同じテーブルで話ができますし、意見も聴いてくれます。

転職を考える際は、私も同じでしたが、そうした社内の環境が心配になるものではないでしょうか。「大丈夫かな？」という不安は、実際に入ってしまえば少ない会社だと思います。もし、そういうところで悩んでいらっしゃる方がいたら、「そういう心配はしなくて良い」とお伝えしたいですね。